「篠原先輩とは、昨日から…付き合ってます、ケド…」



『きゃーっ!!
やっぱり付き合ってたんだ!』



「!?」



み、見事なまでにハモってる…。



女子の皆さんのハモり具合やテンションの異様な高さに感心していると、また視線をわたしに集めてきた。




「告白ってどっちからしたの!?」


「それも気になるけど、どうやってあの篠原先輩を彼氏にしたのっ!?」



「あっ、それ知りたい!
教えて教えて!!」



ちょっ…


何でさっきから質問責めされてるの!?



有無を言わせないような女子の迫力に思わず後ろに後ずさりする。