そんなことを、おもいながら
わたしは自分のクラスに戻った。



「ねぇかれん!」


前から歩いてきたのは優ちゃん。
同じクラスで一番仲良しな子。


「優ちゃーん、どしたの?」



優ちゃんは早足でわたしのほうに向かってきて一言。



「ダンス教えて!」




「あ、いいよ?どこー?」