『港人にも好きな人いたんだー!?』

『そりゃいるっしょ!!』

当然とでもいうかのように港人は書いていた。

そうなると誰なのかが気になってしまうのが

私のくせだった。

『誰が好きなの?』

でも、しばらく返信は返って来なかった。

私はお風呂に入ったりご飯をたべたり普通に

日々の生活を送っていた。


寝る直前にケータイを確認するまで

自分でした質問のことを忘れていた。