お母さんはあたしが涼を好きなのを知っている

「あっ!」

お母さんがいきなり大声をだした

「お父さんはフランスに転勤。お母さんはお父さんに付いていくしぃ。未莉はどうしよう?」


あっ!そういうことかぁ!それなら…

「大丈夫!大丈夫!なんでも一人で出来るから」

もう高校2年生だもんっ

「ダメダメ。お母さん心配だもん」

「あっ!涼君の家に頼もうかしら」

お母さんは電話の前にいった

「いい?うん、うん、ありがとう早速明日からよろしくね!もう頼んだから大丈夫よ!」

はやいなぁ…

「よしっ!明日から涼君家で暮らすのよ」

あした?

「明日ぁ?」

「言ってなかったっけ?お母さんとお父さん明日フランス行くのよ」