「俺、莉子ちゃん好きだわー!」


俺の気も知らずに蒼空は言う


なんだよ、もう・・・


このモヤモヤも

なんなんだよ

全然わかんねえ・・・


1日中そればかり考えてた


いつの間にか今日の最後のチャイムが鳴った


「莉子ちゃんのとこ行ってこよ~♪」


蒼空は教室を飛び出して行った