なんで?…


隆介なん?





あたしはどうする事もできなくて
とりあえず手招きをした。



なんか耳が聞こえへんから
喋る事もしにくいから。




隆介があたしのメモに書いた。



《びっくりした?》


あたしは頷いた。



《急に来てごめん。》



《ううん。いいよ。
でもちょっと嬉しい。》


あたしは隆介の文字の下に書いた。