そんな恵美が修平くん意外のことを口にしたかと思えば…。 私は、呆れて軽いため息をこぼす。 『涼太くんと花音、お似合いだと思うのになー、ダブルデートとかしてみたいのに〜』 …たぶん、後半が恵美の本音だな…。 さらには、 『あ、修平くんとデートの約束してたんだ!』 それだけ呟くと、サッサと私に手をふり、行ってしまう恵美の自由人ぶりに私は、苦笑いを浮かべる。