『あ、涼太くん!おはよう』




そんな花音さんのすこしズレた返しに思わず、吹き出しそうになる。





…やっぱり、天然なのかな?





『うん、おはよう、花音さん。で、どうかしたの?』




オレが優しくそう言うと、




『あ、うん!あのね…今度うちの大学でバスケの合宿があるの、でね、練習相手もほしいし他の大学と合同でやろうって話しになったんだけど……涼太くんとこの大学どうかな?』





楽しそうにそんな提案を出してきた。