全く。どいつもこいつも…。ここの人達はいったいどうなってるのよ!!


◆◆◆


「何ブツブツ言ってんの?」


そして今に至るのだ。


「べっつに。」


一々私のイライラポイントを刺激してくれる櫻木悠希に、不貞腐れたようにふんっと顔をそらした。


「で、パーティーってなんのパーティー?」


さすがの私だって本当に友達のお誕生日会だなんて思っていない。


「ある人のまぁ、いわゆるお誕生日会だよ。ゆなが言ってたこともあながち間違いではないよ。」


何それ…。

こんな格好していくパーティーが、お誕生日会とかのレベルなわけないでじゃない!!


「なんでそんな所に…。」


「ん?そりゃあ、そのお誕生日会に元彼くんも来るからでしょ。」


「え、優が!?」