はっ。 やっぱな。

「ある女子グループが、古山に悪口言って
 突き飛ばしてました。」

「うん」


「それみたやつら、誰だった?」

「稲毛さんと、木下さんと、皆川さんです!」

「助けようとしたけど、あのグループがこわくてっ;;」


「おい、お前ら、俺のファンらしいじゃん」

「は、はぁ・・・」

「俺のコト好きなんだろ?
 すきすぎて嫉妬してるとかさ・・・」

「嫉妬・・・。」

「嫉妬するほど好きって、もう好きじゃねぇよ。
 ひがんでるだけなんだよ。」

「なっ!」

「それに、俺のことが好きでいじめたんじゃなくて
 ただたんに、古川がきにくわなかったんだろ?」

「・・・。」


「先生、じかんかりてすいませんした」

「いや、彼女たちのことは担任に伝えて
 なにか罰をあたえて・・・」



「それはいいです、きっとあいつらにも
 恋する純粋な心があるんで、それを壊したくないんで^^
 その心あるだけで、最高じゃないですか。」