私は自分の体温が低くなるのがわかった。
私は勢いよく立ち反発した。。



「なぜ、私なの!?
あんな子のためにどうして私が切り捨てられないといけないのよ!!」

私は自分でもわかるくらい半狂乱を起こし、顔を赤くして、
怒鳴っているのがわかった。




「私は・・俺は・・今でも麻琉を手放したことを後悔している。
自分の娘なのに、俺は自分の私利私欲のために売った。
お前がなぜ麻琉を嫌うか俺にはわからない。
自分の娘をいらないもののように言うお前ともう一緒にいたくない」

そう言って、あの人は席を立った。


私は立ち尽くしていた。







后はあの人のあとを追った。








取り残された私は、怒りがふつふつと込み上げてきた。






「なんで私が・・・。
私は悪くない。悪くない。
そうよ!悪いのはあの子・・・あの子が私を苦しめているんだわ。
あの子がいなくなればいいのよ・・」



私は食器類をテーブルから払いどけた。