翔:今度の日曜、あいてる?

恵:え、わか…

(恵:ぶっきらぼうに接したらいけないんだった‼)

恵:あ…えーと、多分あいてるよ。

翔:じゃあ、映画とか行かない?

恵:え?
あ…うん、いいよ。

翔:良かった。詳しい事はメールするから。

初めて翔と2人っきりになってしまう事をそこまで気にしていなかった恵はきっとどうにかなるだろうという何か、別の何かに頼っていたのだ。

でも、思い通りにいかないというのは
まさにこの事だったのだ。