『恵:好きだよ!
でも、駄目なの‼』

ーメール送信完了しましたー

(恵:好きになれない。
なっちゃいけない。)

『翔:好きなら、前、どうして別れてって言ったの?』






どれくらい時間が経っただろう…
恵はベッドの上で、ケータイを持って
気づいたら泣いていた。

声もなく、 ー無表情ー で。