幸:恵、サンキュ!
あとは、翔に話しかけないでくれればいいから!
よろしくな〜

(恵:翔、無表情だったな…
怖くて、冷たい瞳だった…
…ごめんね、翔…)

それからというもの、話しかけないのは簡単なことだった。もともと、好きなわけではなかったし、どちらかというと嫌いな方だったからだ。

それ以上に、翔自身が恵の事を避けていたからだ。