『二人三脚の選手はグラウンドへ集まってください』



うわ、タイミング悪っ



「秋穂、二人三脚じゃなかった?」




「え、う、うん…」



仕方ない。


七海を呼びに後ろを向こうとすると、



「僕も秋穂の応援したいんで。腕…」


「あ、え?うん…」




隆裕くんがこっちへ向かってきた。