「秋穂ー!がんばってね!!」 「坂枝ーーー!」 クラスの声がグラウンドに響く バスケの応援と選手でだいぶ人は少ないけど、 すごく嬉しい。 「よーい…」 パンッ 走っていくと、テーブルに大量の畳まれた紙。 適当に取って見ると、そこには 『バナナと優等生』 とあった。