「でも、2競技よりかぶさったらダメなんだよね?」


他の女子はもう一競技終わらせてるのに、




午後のバスケかサッカーどっちかをやるように登録してる。


あたししかできる人いなくないか?


「あたし借り物競争やる」



「え?秋穂ちゃんいいの?」



捻挫した子は目を見開く。



「うん。ちょっと体育委員のとこに行ってくるわ」



走って体育委員会のところへ行く。



調度昼休みだし。




「すいません、午後の部の借り物競争の登録変更をお願いします」



「はい、この紙にクラスと名前をお願いします」



変更完了になると、走って戻る。




「秋穂ちゃんありがとう!」



「ううん、ゆっくり足休めて?こちらこそ一位取ってくれてありがとう」



笑うと、他の女子と保健委員の方へむかった。