「はぁ〜海楽しかったなぁ〜!」


拓斗ともしゃべれたし!


「あこはしゃぎすぎ!もう夕方だし!」



えへへへ…。



「なんか腹減らねぇ?」


祐樹くんが言い出した。

確かに〜。はしゃぎすぎておなか減ったわぁ〜。



「なんか冷蔵庫に入ってるかなぁ?」


ーガチャッ


「何かあったぁ〜?」


キッチンのみことに聞くと


「真面目に何も入ってない!」


「空っぽ?」


「空っぽ‼」



えぇ〜〜…。


「買いに行くしかないかな!」


「あ、俺も行くよ!」


「ほんと?ありがとー!」



みことと元井くんで買い出しに行くらしい。


「行ってらっしゃ〜い♪」


「「行ってきま〜す♪」」


ふふ…新婚みたいな2人だな…。








「何ニヤニヤしてるわけ?」



「えへへ、だってぇ〜…」



「あこってほんと顔に出るよな。」



「拓斗は無表情すぎるの!」


「そうか?」



「そう!拓斗って何考えてるか全然わかんない。」





拓斗が何であんなこと言ったかもわかんない…。

今どうしてこんなに普通に話してるのかもわかんない…。



拓斗の気持ちが全然わかんないよ…。








勇気出して聞こうかな…。











「拓…「ちょっと俺、海水で気持ち悪いからシャワー浴びてくるわ。」





「あ、うん…。」






聞けなかった…。




でもそれで良かったのかも…。







もう、わかんないよ…。









いっぱい考えたら眠くなってきちゃった…。