涙と一緒に拓斗への思いも溢れてくる
「拓斗、好き…好き…す、んっ…！」
あたしの口は拓斗の口でふさがれた
「…ん……ふ……っ………」
離れた分を取り戻すようなキス
「…っ！はぁっ………」
「苦しかったか？」
「だ、いじょうぶ…」
「あこ…俺…「もういいよ？話さなくても。話したくないでしょ？
拓斗があたしのことを好きって言ってくれて、あたしも拓斗が好きで…
それだけじゃだめ？」
「…やっぱ俺、お前のそういうとこ好き…」
あたしの肩に顔をのせてくる拓斗
「もう、絶対離れねえ。もう絶対泣かせねえから。」
「うん！」
「でも、まだ付き合ってとは言えねえ」
「うん…？」
「ちゃんとあの先輩のことにケリつけたい……それでもいいか？」
ほんとは、もう拓斗と澪奈センパイには関わってほしくない…
でも、拓斗はケジメをつけようとしてくれてるんだよね？
うん！
「大丈夫！話してきて？
でも…もうキスなんてされないでね？」
「う、もうその話はするな…」
「もう離れないでね？」
「当たりめえだろ！」
大好きだよ！拓斗！
