敦士から2回目の告白…
中学のときを合わせると3回目か…
こんなにもずっとあたしを想ってくれる人なんてそうそういない…
でも、でもね?
あたしは、拓斗に会っちゃったの…
もう二度と恋しないって決めてたあたしを、マイペースなあたしを、受け入れてくれた
だから…
敦士にはしっかり謝って、断ろう
「ごめんなさい、たぶんもう敦士を好きになることはないの。
でも、敦士はすごくいい友達です!」
「そっか〜!
でも〜俺そんなんじゃ納得できないなぁ〜!」
「え?」
「あこがどれだけその拓斗って奴が好きか、あこの心に俺が入ってく隙間がないってこと、分からせて?」
「…っ…あたしは拓斗が好き、大好き
ちょっと無愛想だけどほんとはすごく優しくて、こんなあたしに付き合ってくれて…
泣かされたって、別れたって今も変わらず大好きなの!」
「……だってさ〜、拓斗?くん?」
へっ⁉
敦士の視線の先には……
「…た…拓斗……?」