「きゃっ」





怖くて悲鳴が短く出た。





私ってこんな声出るんだ……。




……っなんていってる場合じゃ……!





今のなに……。





怖いよ。森野くんどこ?






いないんだけど……。ひどいよぉ。女の子おいてくなんて……。





てか。なにかわかんないけど、ここから早くいなくなればいいんた。





私は、はや歩きで、前へ歩く。





私は、懐中電灯を、持ってないから、もちろん真っ暗。





月明かりが少しあるだけ。





後ろから何も来てないか確認しようと後ろを向いた。





……よかった。何も来てない。













……と、思った瞬間──





ガサッ