花蓮『覚えてなさいよ?あたしが傷ついた分仕返しさせてもらうからね?』




美由「仕返し…?」




そう聞くと怪しく微笑みながら答える。
嫌な予感しかしない…。




花蓮『そうね…まずあんたといつも一緒にいるあの2人に償ってもらおうかしら?』




なっ…!?
美咲と冬美のこと!?




美由「だめ!それだけは許して!?あの2人には何も…何もしないで!」




花蓮『ふーん…こういうのには鋭いのね。いいわよ?じゃあ条件を出すわ!』



条件?
美咲達に何もしないなら何だって構わない!




美由「なに?」




花蓮『あんたバスケ部の部長なんでしょ?部活やめなさいよ。』




美由「えっ…‥……?でも夏の大会があるの!あたしそれに出なきゃいけないの!」




花蓮『それがどうしたの?できないならあんたの大事な友達がどうなってもいいの?』





 
頭が真っ白になった。
あたしの大好きなバスケ…。




美咲…冬美…
(今度の大会も頑張んなよ!あたしら応援に行くから!)