最後に、これまで出演したミュージシャン達が一同に介し、セッションが行われた。


曲名は分からないけど、これも誰しもが一度は聴いたことがあるだろう洋楽。


始めは緊張していた『Sir.juke』も、ベテランの胸を借りて伸び伸びと演奏し、ステージと客席関係なくみんなで大合唱した。




アーティストの幸せがあふれた、極上の時間。




もう、それ無しじゃ生きられないってくらい、音楽に魅せられた。


そして、ちょっとだけ、嫉妬もした。




圭吾さんにあんな顔をさせること、私にはとてもできそうにないから。……




こうして、海の家でのライブは、みんなに笑顔と最高の思い出を残して幕を閉じた。