「ねぇ…ジュリでしょ?」

その声は、雪菜の声だった。
晃と二人でいた。

見たくない…。
私だけ仲間外れにされててそんなの…。

「な、なに?」
ダイスケくんと一緒にいた姿なんて、
見られてないよね?

暴露たらやばいし…。

「あのね…。」
「二人、付き合ってんの?お似合いじゃん。
私なんてさぁ…。居なくてもいいんじゃないの。」

なんで、こんな事言ってるの!私!
そう雪菜の顔見た。

雪菜の顔は涙がでていた。
「お前、それ誰にいってんの?」
晃にすごい目をされて言われた。

「朱里は、そう思ってたの?雪菜の事居なくていいって…。」