「俺とも、まだ壁があってね…。怖いんだ。」

ダイスケくんが、辛そうな顔しながら私に笑いかけた。

「ジュリが来てくれて、またjudatとして頑張れるかなーって。」

ダイスケくんが笑ってくれて安心した。
そして、また頑張らなきゃって気持ちになった。


「お待たせいたしました。」

私のもとにきたパスタは…。

「なにこれ!?」

激辛10倍パスタ!?
よくわかんないよ!てかなんだよ!
このチョイス!もっとほわわーんした
パスタ選んだよ!

ダイスケくんが「プッ」と笑った。
というか、大爆笑。

「自分で頼んだんじゃん」
「えー!!」

「なにやってんだよ、ジュリ!」