「僕たちもそろそろ帰る?ダイちゃんはラジオじゃないの?」

アユムくんが手につけた時計を見ながら行った。

「あ、おれこれからラジオがあるから!」
ダイスケくんは走って行ってしまった。
さっききた入り口とは違う方へと行った。


「あれ?出口…。」
「ジュリたんはあっちから来たの?」

何この子。ジュリたん!?
年下にジュリたんとか言われたことないし。

トーマ君が指差したのは
わたしが来た入り口。
メイン的にはあっちという感じだけれど…


「大変だったでしょー?こっちこっち」
アユムくんは手招きをしながら
変なところへ進む。

それについて行く。

「僕らのタレントの裏出入り口!!!」

アユムくんは手を大きく広げ、
汚ったないドアをじゃーんとした。

「まぁ、一部のタレントだけなの。

そこまで売れてない奴らは正面とかからね!出て行くんだけどー。

キラーズの少年たちはほとんどここからでてってるかなー!」


「え?キラーズってなに!?」