「まぁ、朱里なら何でも似合うんじゃない?かっこいい服だったらつぐみちゃんも惚れちゃうかもよー!!」

かっこいい服ねぇ…。
まぁ、つぐみちゃんにかっこいいって言われたら嬉しいし、かっこいい服装にしちゃお。

「朱里が遅刻とか、おもろいな!」
隣の席の晃がニヤニヤしながらいった!

「遅刻してないもん。ギリギリセーフだし。」
晃まで、イラつかせるようなこと言わないでよ。
「明日楽しみだな!」
その笑顔が、イライラを消した。
つぐみちゃんの握手会を思い出した。
初めて生で見るから本当に楽しみ。