次の日--

「えーっと樹本朱里て、どこっすか?」

「お見舞いの方はこちらに記入してください。樹本さんは302号室ですね。」


入院とか言っても病気じゃないし、
学校も休んじゃってるし。

「は?自分の事はちゃんとやってって!ちょっ」

「いやー、ついででさー!」

宿題はたっぷりでた。
やる気だってたっぷりなくなった。

「おいっ大丈夫なのかよ!」
「あっ!ユータくん!!」