「つぐみちゃん…」
「私ー、差し入れ作ってきたんです。」

言わなきゃ…。
これ以上アユムを苦しませられないよ。

「ごめん、受け取れない。」

あのつぐみちゃんだし、
なに言われるかわかんない。
だけど、

「えー、つぐみじゃだめなんですか??」

だめ…じゃないけど…。
私、女だし。

なんて言えない!!!

「つぐみちゃんには、もっといい人い…?」

地震?しかも結構大きい。
つぐみちゃんは震えている