「おー、朱里おそーい!」
雪菜は、怒りながらも顔がニヤニヤしている。
多分judatのCDが発売したからだろう。

「寝坊しちゃった。」
「へー」
言い訳は多分聞き逃されて、judatのポスターを見せてきた。


「じゃーん!特典でついてきたのー!!しかもー、ユータセンターポジション!」

夢にでてきた、ユータはまぎれもないこの男だった。
雑誌を見たから覚えてたのかな。

「あー、かっこいいねー…ってそんなことはどうでもいいのよ!!」
「そんなことー?」

そう、私が話したいのは握手会の服装である。