「大丈夫ですかー?」

警察の人が話しかけてきた。
そして、星崎琢磨は逮捕されたみたい。

警察署で事情聴取をして、帰ることになった。

「大丈夫か?」
「うん…大丈夫。ごめんね?迷惑かけたよね。」

ユータくんが優しい言葉をかけてきて、
これが誰の為の言葉なんだろうって。

「必要としてるから。」

「え?どうゆう意味?」

照れ臭そうな顔してユータくんは
「お前、必要とされてるから、judatにいるんだろ?だからー。」

「必要としてくれてるの?ユータくんは?」

無言で縦に頷いた。
ユータくんが…許してくれたんだ。
私のこと認めてくれたんだ。

「ユータくん!!!」
嬉しくなって私はユータくんに
抱きついた。

「ば、馬鹿!」