目の前でユータくんがいる。
「うわ！！judatのユータじゃね？」

「国民的アイドルがなんの用ですかー？」

星崎のまわりの男が
ユータくんに話しかける。

「そいつから離れろ。」
「あれあれ？まさかの恋人っすかー？あれれー？」
そんな事を無視して、近づいて来る。
ユータくん…。

「早く脱がせ」

そして、私の服に手をつける。
やだ。そんなの。
「やめろ！！」


ユータくんはその男に殴りかかる。
腕には探していたオレンジ色のブレスバンドがあった。


「こいつもやっちまえ。」
「やめて！！」