銀髪の少女は珍しく昼間に村を訪れた



「やっほー、トーガ!!!」

「来たか」

獣は真剣な顔でそう答えた

「……うん、どうしたの?」

そのため少女は、何かがある
そう思った


「十剣士の一部が、今日ここに来る」

「…………へ?」

「聞いてたか?」

「今日?」

「あぁ、…………来る事知ってはいたのか?」

「まぁ、こないだ偵察さん達にみっかったし?」

そう、先日少女が村に訪れたところ
アルバボアの偵察部隊が来て攻撃してきたのだ

「まさか、今日だとは……帰ろうかな」

「追い返せばいいではないか」

「多分、あの人も来るからさ」

「あの人?」