銀髪の少女はゆっくりと森に入っていった





森の中心部



周りの木々より

一回りも二周りも大きな木の下



暗い穴が空いている


異世界の門



神々しさなんて一欠片もない

ただの穴



何処までも続くような暗い穴



その前には


少女を待っている4匹の獣