「本当なら、この世界には存在してないんだよ 俺達は」 「…………知ってる」 「本当にねぇ、」 勝手に私の開けた門から出て来たんだからさー 「確かに、そろそろ戻らないと向こうも大変だろうからな」 「アハハ、だろうね」 「で、いつ戻るんだ?」 「一週間後だよ」 「分かった」