一週間前






「鈴姉さん…


それくらいにしなよ…」






相変わらずよく飲む鈴姉さん






店を出たとき目にはいった






ベンチに転んでいた彼女…








「ねぇ?大丈夫?


風邪引くよ…?」







反応のない彼女を家までつれてかえった









「君名前は?」





あまりにも可愛い彼女に聞きたいことを聞こうとした…




「花柚怜…」




「怜ちゃんか…


いくつ?」





「18」




「そっか


家族は?」






「いない


あの人たちが残した財産で


ホテルを転々と…



してる」







「じゃあここに住むよね?」





なかば強制的にいった…








「いいの?」







かまわないっといって







それから彼女はうちにいる