なんか盛り下げちゃうことしちゃったなぁ・・・

「なんか、すいませんでした」

「夏ちゃんが謝ることないよぉ」

そうやさしく笑いかけてくれたのは髪の長い女の子だった。


なんか、不安だなぁと軽く思いつつ、担任が言った私の席に座った。

ふと、窓を見ると小さなてんとうむしがいた。

あぶなかっしいてんとうむしだな・・・

微笑むと、金髪はこっちを見て微笑んでいた。

私の顔がそんなにおかしいのか?

にしてもムカつく男だ。