式が始まり、目の前のドアがゆっくりと開く。
拍手の中、私は戸田くんの腕に腕を絡め、並んでヴァージンロードを歩く。
………私、こんな日が来るなんて思ってもいなかった。
今日、私は戸田くんと結婚するんだ……。
そう、改めて思うと、目の前が滲みそうになる。
神父さんの前に着く。
式はどんどん進んでいき………
「戸田 楓。あなたは、生涯この方を愛すると誓いますか?」
ー…ぴぴぴぴっ
「戸田くんっ!」
……あれ?
結婚式は?
神父さんは?
頬をつねるも、痛い。
夢?
なんだーーーー……
ゴールイン!(?)
END
(いつか一緒にヴァージンロード歩きたいです)