翌日。



「おっ、岡田さーーん! 大丈夫ですか」


「実里、行ってきて」


「はーい」



大丈夫ですか、って、おじちゃんのその声の大きさの方が大丈夫ですか、って感じです。




「どうしたんで…ぶっ?!」




玄関を出た瞬間に飛び込んでくる、目を見開く近所のおじちゃんと、大量にポストに突っ込まれた白い物体。





「…岡田さん家、こんなに必要ならおじちゃんのとこ来ればよかったのに」





これは絶対。


絶対絶対絶対、









戸田くんの仕業だ。




私の顔は引きつりまくり。


「あー…はい、今度、お世話になります」





ポストに突っ込まれた、大量のティッシュたち。




これは、もうしばらくティッシュ買わなくていいですね、うん。







ティッシュ地獄
END


(戸田くんこるぁーーーーっ)