丁度、保健室の先生が来て、

「お~い。大丈夫か~?」

・・・と林先生が言った。

「はい。心配かけてすいません。」

「いや いいんだが気になって。」

何に? 何が? 何を?

「大声で魘されてたからさ。」

そうなんだ・・・。

「大丈夫です。 なんかすいません」


「いーや こっちこそ大丈夫だ。
 気を付けて帰れよ―」

帰る?もうそんな時間?

「え?もう放課後ですか?」

「え? あぁ。 もう5時だ」

やべぇ~

「じゃぁ!!先生さよなら♪」


「え・・・・・・ぉぉお。 さよなら」


いきなり言ったら、驚いてた。