愛恵は、ステージの上でキラキラと

輝いていた。


「すいません。俺、帰ります。」


諒はそういって、会場を後にした。


「あんな、輝いている奴に

俺は認めてもらえてるのか?

自信がなくなりそうだよ。」


諒はそう呟いて、

一人で駅にむかっていた。


そのころ愛恵は、

諒がいないのに気付くが

ライブが終わらないと動けない状態の為

イライラしている感情を押さえて

ライブを最後まで終わらせて

控え室に戻ると、昴の胸ぐらを掴んだ


「昴!お前、桜沢になんて言ったんだ?」


「お付き合いできません。

あなたの物ではありません。

とお伝えしました。」