ため息混じりながら、諒にむかって

話をしはじめる。


「愛恵様が、どうお連れになったかは、

知りませんが、桜沢の方とは、お付き合い

などはいたしませんので、

その上、桜沢様の物ではありませんので

その辺のご理解をしてください。」


昴は冷たい視線をしながらも、諒を

ライブが観れるところへ案内した。


ライブはもう始まっていた。


「次の曲は、みんなと一緒に歌うよ!

なんの曲かはでだしでわかると思います。

みんなよろしくね。」


ステージの上で会場のファン達と

盛り上げている愛恵の姿を諒は

見つめていた。