「笑うなんて、最低です。そういう人は、

嫌いです。でも、モデルのRYOさんは、

好きですけど。」


愛恵は顔を赤くしながら、小さな声で

答えた。


「別に、おかしくて、笑ったわけ

ではないんだけど、嫌な思いをさせたなら

謝る。・・・ゴメン。それとお弁当

ありがとう、おいしいかった。」


諒は、愛恵の顔を見ながら話す。


「俺のことは、好きではなく、

モデルのRYOが好きなのか?」


「・・・・・・。」