愛恵は黙って首を縦にふった。


「ってことは、俺が遊び人だとでも

思ってしゃべらないのか?」


愛恵は図星をつかれたと思って黙って

しまった。


「やっぱり、そうだと思ったよ。俺は

恋愛は一途だよ。俺の憧れの

アイカさん。」


諒はにっこり笑って愛恵の頭をなぜた。


愛恵は、真っ赤な顔をしてしたを向いて

さらに黙ってしまった。


「可愛いな俺の女は。」


クスクスと笑っている。


愛恵は、少し涙目の潤んだ顔をして