二人が、結花と一緒に起きてきた。


「朝ごはんは、出来てますので、

私は、学校に行きます。

あとは、よろしくお願いいたします。」


愛恵はそう言って、お弁当箱を

二つ持って出掛けた。


「弁当の数が、一つ多かったような?」


「愛姉たん。お弁当箱

二つ持って行ったよ。」


結花はそう言って制服に着替えた。


「愛ちゃんにも、お友達ができたのかな。」


薫がそう言って笑って朝食の用意をした。


「友達なのかな?」


「心配なら、仕事場で聞いたらどうなの。」