諒は、我に帰り、愛恵の家を後にして

自分の家に帰っていった。


諒が帰って行くのを

愛恵はベランダから見ていた。


「変な奴。」


愛恵はそう言って、部屋に入り、

明日の支度をした。


次の日、いつもより早く目が覚めたので、

早めにお弁当を作って、

学校の支度をしていたら、

小さいな女の子が、パジャマ姿で現れた。


「愛姉たん。おはよう。パパは?」


女の子は愛恵に声をかけてきた。


「結花。パパとママを起こして来てくれる。

コーヒーを入れてるから。」


愛恵は、そう言ったら、結花は走って、

二人を起こしに行った。