愛恵は、その場にしゃがみこんだ。


「大丈夫か?」


諒はそう言って

手をさしだした。


愛恵は、その手を掴んで

立ち上がった。


「ありがとうございます。」


愛恵は、そう言って

にっこり笑った。


愛恵の笑顔に諒は、

見とれてしまった。

(こいつの笑顔が、

メチャクチャかわいい。)