「え!?私の顔を絆創膏まみれにするわけじゃないよね!?」




 苺は龍二の予想外の言葉に叫んだ。





「そんなつもりじゃないけど」




「大きな絆創膏ないの!?」




 龍二が立ち上がる。




「探してくる」



「もーいいよ!今貼ってある分が無駄になるから」



 苺は仕方なく言った。



 龍二は「そっか」と言って苺が座っているベッドに腰かけた。