「だ、誰もそんなこと言ってないんだけど?」




 苺が言っても龍二はしょげたままだ。




「どーしよー。このままだと僕、一生カノジョできないよ!?」



「はぁ!?」




 苺は龍二の言葉に戸惑った。一体龍二の脳内回路はどうなっているのだろう?




「うぅ…苺ちゃん、僕…お酒飲まないとやっぱり男の魅力が出ないよぅ」