「苺ちゃん、おはよう」



 眠そうな声でそれだけ言って龍二が起き上がる。龍二は下着姿だった。



 苺は慌てて龍二に背中を向ける。




「ん?どうしたの?」



 夕べの俺様龍二はどこへやら、昼に見た小悪魔系の龍二に戻っている。




「…っ」


「あ、僕の下着姿にドキドキしちゃった?」